公開日
2026/8/4
和傘工房 朱夏(ホームページ)
文化9年(1812年)に中津藩が特産品奨励政策として傘製造の独占権を認め、下級武士の貴重な現金収入を支える内職として独自の発展を遂げてきた中津の和傘。明治以降は「模様絵入り」の和傘等の生産により、九州を代表する手工業品として隆盛を極めましたが、時代の変化に伴い一時は市内の生産者が途絶えてしまいました。しかし、800年以上の歴史を持つ「鶴市傘鉾神事」などの地域文化を支えるため、平成18年(2006年)頃に独学で見事復活。現在、和傘工房として市内での生産・販売を継続しています。地域文化を後世へ継承しようとする強い意思が込められた、中津の誇りを感じる工芸品です。